会社設立で苦労した意外なこと①

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当社の設立は7月27日なので、今月 6月で初の決算を迎えます。

実のところ設立自体は昨年7月ですが、昨年末までは 個人的な諸事情もあり、設立後に必要な準備、自社サービスの開発スキーム検討や、企画書、仕様書を書いたりしながら法人としては全く売上げを立てておらず、キャッシュフローとしては冬眠しているような状態でした。晴れて今年の1月から売上を立て始めたのですが、設立後意外なところでかなり苦労をしたのでそのときの話をしようと思います。

一度は会社を作り直そうかとまで考るほどめちゃくちゃ苦労したのは『銀行口座の開設』です。当初会社名義の銀行口座が作れないなんて全く考えもしていませんでした。まずはメガバンクに行って申請をしたところ、単純に口座を開設するだけなのになぜか審査落ちしてしまうのです。というのも、後から調べてわかったのですが昨今、オレオレ詐欺やマネーロンダリングなどの犯罪組織が横行しており2年前くらいから口座の開設審査がかなり厳しくなっていることが原因だったようです。窓口の人曰く、実態確認(オフィスの有無や事業内容が確認できる書類)が必要で、メガバンクでは売上を立てる予定の契約書や、すでに売上を立てておりその見積書や発注書、決算書などを提出しないと審査に通るのは難しいとのことでした。そもそも口座がひとつでもないと受託したり、売上げを上げるための外注費、従業員がいれば給与等、事業に関する支払いも受け取りもできないので順番逆じゃない、、、といった状況。

当社は設立当初に事務所を構えるまで、まずは横浜のレンタルオフィスで登記をしてオフィスの物件探しや、口座開設、会社を運営するための機材や設備等の準備やをしようとしていました。経験してみないとわからないことなのですが、会社活動をする上でのオフィス物件さがしは、法人で物件契約をするため会社設立後でしかできません。そのため、大体のベンチャーとして立ち上げた会社さんは持ち家、または賃貸でも特別登記が可能な自宅の住所で登記をしてスタートすることが多いようです。当社が利用したようなレンタルオフィスでの登記を選択される方もかなりの数いらっしゃるようです。

そんな中、メガバンクを回ってすべて審査落ち(実態確認ができないことが理由だと思いますが、内容も教えてくれません。つまり改善できない。)。あるメガバンクさんでは決算書がないと難しいといわれ審査もしてくれませんでした。審査自体も2週間ほどかかるので、銀行口座開設ができないまま1ヶ月を無駄にしました。1ヶ月経過したところ、顧問税理士からは地元の信用金庫で口座をつくる提案を受けつつ、一度資本金を多めに設定して再度会社を登記し直すという案も出るくらい良くない状況でした。ちなみに増資は法人名義の銀行口座を必要とするため口座がないと増資自体できません。

おそらく口座開設ができなかった理由は下記の3点、

①レンタルオフィスで登記している(実態確認できない)
②会社のパンフレット、ホームページがない (実態確認できない)
③資本金が小さい?
④売上を立てる事業での契約書や発注書、請求書、決算書がない※立ち上げ時はそもそも無理なので会社が成熟するまではメガバンクは門前払いということだと思います。

個人であれば即日開設可能な口座開設に一度会社をたたむ決断を考えるまでの状況に追い込まれてしまったのです。

長くなりそうなので次回に持越します。

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