アイデアは共有した方が良かったりするという話

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当社はプロダクトの企画、デザイン、製作までをノンストップで行う会社ですがプロダクトのアイデア段階ではいろんな人に内容を見てもらってアイデアを詰めると結果的に良い結果になることが多いというお話しをします。(アイデアだけで特許出願可能なものは人に見せちゃだめですが、、、)大抵の原石のようなアイデアは誰もが一度は思いついたことはあったり、先やってたら良かったーなんて思ったことはないでしょうか?

私はLos Angelesに4年程留学していた経験があるのですが、当時はお金がないので個人売買掲示板を利用していろいろなものを買ったり売ったりしていました。もう、18年前も昔の話ですが Los Angelesで はびびなびというコミュニティサイトで 日本人間で活発に日用品や家具、車などが個人売買されており僕もよく利用していました。いま見に行っても、若干変化はあるものの当時の面影があるサイトの色味や、レイアウトが懐かしいです。車社会のアメリカで安く車を買うとなると、留学生の間ではびびなびで買うというのが当たり前のような状態でした。当時、僕も1,800ドルで買った1990年のNissan ECLIPSEに乗っていましたが購入したのはびびなび経由です。

その経験があったので帰国後、売買をサポートするようなサービスが無く中古屋の店舗で定価より少し安い中古品を買うか、ヤフオク、イーベイなどのオークションサイトで購入するのが中古品売買のメインでした。なので、日本でもLos Angelesであったような個人間で手軽に売ったり買ったりするサービスがあればめちゃめちゃ流行るんじゃないかというアイデアをずっと持っていました。20代前半のころ誰にも言うことなく企画書を作って、いつか起業するときに満を持して実現してやろうと大事に大事に温めておりました。(見返したらアイデアとしてはあまり内容がつめられていないので大したことない内容です、、、。実際は長いあいだ忘れてました、、、笑)

2015年くらいにメルカリがリリースされ思い昔の企画を思い出すことになったのですが、使ってみたときにまさに当時やりたかったアイデアだ!と当時の企画書を探して見返したのを覚えています。昔の自分だったら先にやられた、パクられた!?なんて思っちゃったかもしれません。しかしながら、実際に成功するアイデアというのはアイデアだけでなく、ユーザーに受け入れられるためのデザインやレイアウト、導線などの使い勝手がしっかりと考えられており(その中には何度もトライアンドエラーが繰り返されていたり改変が加わり、その形にたどり着いた経緯が必ずあります)、PRやサポート、他の企業との連携、あらゆる要素が重なって成功に至った歴史があります。ですのでアイデアだけあってもだめで、実現するにはいろいろな人の協力や、資金的な面で調達なども含まれているのです。また、そもそものところでまずはやらないと始まらないし、一緒にプロダクトを作ってくれる協力者の存在も必要不可欠です。

現在、プロダクトの企画開発を行う会社なので、企画書を書いたり、ブレストをしたり、他の会社の人などにも企画案をプレゼンして内容を説明して意見をもらったりしながら進めています。その中で感じることはいろいろな人の目線からアイデアを得ること、また、自分自身がそれを糧にしながらもともとのやりたいことから軸をぶらさずにブラッシュアップしていくことが重要だということです。実際、自分一人で考えたアイデアだと最初はいいなと思っても、ブラッシュアップ後の完成した企画書と見比べると圧倒的に肉付けが甘いし、説明していても説得力に欠けている部分が自分の中でもあったことを実感します。また、アイデアを共有した人の中から、プロジェクトを一緒に形にしてくれる社外の仲間も増えてきます。アイデアは出し惜しみせず、実現に向けて共有することがアイデアの原石を宝石にする第一歩だと思います。そして何より実行に移さなければアイデアはアイデアのままでしかありません。つまりアイデア自体には無価値だとも言えます。

これを読んで、アイデアを形にしようと行動する人が増えると幸いです。

ちなみに、ミーティングでは前向きな意見を持っている人を選びましょう。人数は5人までに抑えましょう。目的はぶらさないように自分の中での着地点は決めておきましょう。などは前提となる会議のスキルなのでその点は注意が必要です。

完成間近のアイデアや、誰でも真似できるアイデア、また共有する人によっては本当に盗まれる可能性もあるので、なんでもかんでも、だれとでも共有しようというススメではありません。その点は自分の中で線引きして進めましょう。

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