アフターコロナの働き方~リモートワークの活用について~

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東京アラートが解除されて4日立ちます、当社は6月に入ってからも電車通勤の社員のみ、希望者はテレワークを続けています。

このような言い方は不適切かもしれませんが、コロナ禍は、僕たちに非常に多くの考える時間と学びを与えてくれたと思っています。満員電車で毎日ストレスと闘いながら、我慢して会社に通う日常が当たり前になっていた日本、今回のことで社会全体の意識が変わりました。テレワークが当たり前に、むしろ効率的に作用することを経験してしまった僕たちは、もうそれが起きる前の感覚や社会に戻ることはないでしょう。

日本の感染者が増え始め、4月7日に政府の緊急事態宣言が発令される約1カ月前の3月13日、僕は躍起になってテレワーク用の機材を買いそろえていました。常時接続できるシステムを構築し、会社に集まって仕事をしている時と同じようにコミュニケーションできる環境構築をいち早く導入したかったからです。本当にぎりぎりのタイミングでした。Amazonや楽天でWebカメラが徐々になくなり始めていたころで、1週間、いや、2日判断が遅れていたら満足いく環境構築は1カ月以上遅れてしまっていたかもしれません。

当社はテレワークにあたって、使用するシステムの検証を行い、まわりからすこぶる評判の良かったZoomを全社的に導入することを決定していました。また、知人から非常に高性能な、まるでそこにいるかのようにコミュニケーションができるという噂のスピーカーYAMAHA「YVC-330」の存在を聞いたばかりだったので「これだ!」と思い、導入に踏み切りました。その知人は、テレワークになる前から拠点間やり取りで同様のシステムを利用していたそうで、「まるでテレビという窓を隔てて、そこにいるかのように話ができる」と表現していました。

早速調べたら、ネットでも非常に評判がよく品切れになりかけていました。定価より2万円ほど高く購入することになってしまったのですが、見つけた瞬間に購入することに、背に腹は代えられません。実際に実機が到着し、使用してみて知人の表現が非常に適切かつ的を得た表現だったことが分かりました。非常に満足の高い製品で期待以上でした。おかげで、離れていても円滑なコミュニケーションが実現できました。(6月に入って追加で一台購入しましたが、このブログを書いている時点でAmazonからまた品切れになってますね、、、。)

結果的に当社は細長いワンフロアの社内の端からでも視認できるほどの大きなテレビを1台ドンと構え、ZoomRoomで常時接続するスタイルで、コロナ禍の緊急事態宣言、自粛期間を乗り切ることになりました。

周りの会社ではチャットだけの完全なテレワークで対応している会社も多い中、なぜ僕が常時接続にこだわったかというと、僕は当社と当社のメンバーにはコミュニケーションとチームワークが非常に重要だと考えているからです。当社の性質上、完全なリモートワークは相性が悪い。仕事は成立するかもしれませんが、効率、またはモチベーション、具体的には断定できませんがいろいろなものがマイナス方向に向かってしまう危機感のようなものを直感的に感じていたのです。

実際にやってみたら、常時接続でのリモートワークは思った以上に効果的でした。もちろんデメリットもありますが、メリットは数えたらきりがありません。これは、今まででもできたのに、コロナ禍になった今だから気づけた大きな気づきです。

最も大きなメリットだと感じたのは、「無駄な時間が削減できたこと」でしょう。リモートワークは非常に多くの「無駄」を僕たちに気づかせてくれました。無駄な時間第一位は断トツで「移動時間」です。通勤、出張、会議での会社間移動、数えたらきりがありません。緊急事態宣言発令中でZoom会議が当たり前になり、気づかされたのが、「これって行くより効率いいじゃん♪」でした。もちろん対面で話をする必要がある場合もあります。だた、ほとんどのミーティングはZoomの方が効率よく進められるものばかりです。(おそらく9割方そうだと僕は思います。)

Zoomでの会議は非常に有意義でした。Zoomの通信は非常にスムーズで、音声も聞き取りやすく、慣れ親しんだ自分のパソコンで、見せたい画像を即座に共有できる、など移動時間が無くなる以上の効率化を体感した人はとても多いのではないでしょうか。

また、通勤電車で何時間もかけて通勤して、会社についたそばからぐったり、ということもリモートワークではありません。普段電車に乗っている時間を使って、勉強や趣味を楽しんだりと、人生を豊かにするための時間に回すことができます。それは社員にとっても良いことですが、充実した生活を送ってストレスな生活するということは、その従業員が働く会社にとっても大きなメリットです。

デメリットも上げておきましょう。運動不足と、Zoom常時接続でもやはり会話が減ること。僕が気づいたデメリットはこの二つくらいです。日々の電車に揺られながら踏ん張る電車通勤も普通に運動になっていたんだなぁ。とは感じたものの僕はその分、昼休みに遠くまで歩いたり、緑や小川のある道を1時間くらいかけて遠回りして出勤したりすることで運動不足を解消することにしました。

東京アラート解除後、次第に世間も、周囲の感覚も戻り始めたような兆しすらありますが、まだまだ油断はできない状況は変わりません。東京では3日連続で数十人の感染者が出ている今日この頃ですが、当社はやはり電車通勤の社員にはリモートワークでの勤務を推奨しています。感染者が東京からある一定の期間ゼロになるまでは続けようと考えています。

今回のパンデミックで気づいたことは、完全収束した後も僕たちの働き方を確実に変えていくでしょう。みんなが気づかないうちに陥り、気づかずに過ごしてきたストレスが当たり前の社会に戻ることはもうないでしょう。当社では、終息後もリモートワークは柔軟に活用しながら、コミュニケーションを適度に取れつつ、且つストレスのない働き方を模索していきたいと考えています。実際にどのような形の勤務体系が理想的かは、これから考えていく課題ですが、実験的な取り組みも積極的に行いながらより効率的で豊かな働き方ができるようにしていければと考えています。

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